健康的な食生活~今話題の脂肪肝って何?~
通常の健康診断では、見つからないまた自覚症状がないのに体を蝕む「かくれ肝臓病」というのが問題になっているそうです。その原因は「脂肪肝!」。なんか聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか。
そもそも肝臓とは「体に入ってきた有害な物質を無害な物質に作り変える」臓器です。しかし、生活習慣、食習慣が乱れている現代では、肝臓の機能を上回るほどの有害物質を体に取り入れている為に処理が仕切れないことで肝臓に異常が起こっているそうです。
脂肪肝チェック!?~3つ以上あてはまるなら疑うべし!
〇寝る前2時間以内に食事をしている。
〇糖分の入った飲み物をよく飲む。
〇果実をよく食べる。
〇週3日以上外食をする。
〇歩く時間が少ない。
〇食事や睡眠の時間が不規則。
〇よくいびきをかいていると言われる。
*健康診断の数値で基準値以内でも
AST<ALT
の場合は脂肪肝の疑いあり!
脂肪肝は、数値には出にくく、エコー検査をしないと発見するのは難しいそうです。また、「肝臓=アルコール」と思われがちですが、脂肪肝はお酒が関与していない方が多いことがデータでわかっています。では、脂肪肝を予防するにはどうしたらよいのでしょうか?ずばり「計画的な食事療法」で改善するそうです。
×減らすもの×
×糖分(炭水化物、果物にもたっぷり入っています)
×悪い油(肉の食べすぎ・時間の経った揚げ物・)
〇増やすもの〇
〇新鮮な色とりどりの野菜(ビタミン・ミネラルを意識的に)
〇たんぱく質(肉は脂肪分が多いので主に大豆・魚など)
〇良質な油(イメージに惑わされずに質の良い油を選びましょう)
意外にも脂は油で落とすのが良いそうです。オメガ3のエゴマ・アマニ油が有名ですが、非常に酸化しやすい為、使い方を誤ると酸化した油になり逆効果だそうです。酸化しにくいEPA・DHA・リノール酸とリノレン酸4:1の油がおすすめだそうです。