NATURAL LIFE

〜旅と本と食事で心と体を健康に〜

健康的な食生活〜ペットボトルから考える持続可能な飲料水〜

水の色は何色だと思いますか。もちろん「透明」に決まっている。そうお答えされる方が多いと思います。しかし、本当にそうなのでしょうか。私は長年、浄水器を使っています。定期的にフィルターを交換をする際に、新しいフィルターと比べるとグレーがかった色になっているといつも感じていました。その度に「水は透明に見えるけど、随分汚れているんだな。」そう感じていました。そんなある時、同じ浄水器を使っている方とお話する機会があり、そんな話をしたところ、「私の家のフィルターは、茶色よ。」と伺いびっくりしました。その後、何人かにお聞きするとこのような傾向が見られました。

ここで、ようやく、自分の家のフィルターについたものが鉛であったことがわかりました。では、鉛って体に入れると影響があるのか?調べてみると、

〇中枢・抹消神経系、腎臓などを障害する。 〇体内に蓄積されていく。

〇子どもは大人に比べて4~5倍吸収しやすい。

 これは厚生労働省が出している鉛の健康影響についてという記事です。また、鉛製給水管の残存状況には、平成17年度調査で、残存している割合は70.4%となっていました。けっこう高い数字に驚きつつ、国がこういう事態を把握しているのに大々的に策をとらない事も再認識してしまいました。

 人間の体は60%は水でできているので、水の質が体に影響を与えます。では、本当に安全な水はどこにあるのか?ペットボトルと浄水器はどちらがよいのか?人によって考え方があると思いますが、水の安全と同じようにかんがえなくてはいけないのはプラスチック問題です。中国がペットボトルの回収を中止した今、大人が未来を見据えて考えるべき問題だと思っています。では、浄水器ならばどんな物を?選ぶポイントは2つだそうです。

〇除去できる化学物質項目(100項目以上)が記載されているもの

〇カビやバクテリアを除去する紫外線UVランプを搭載しているもの

化学物質の中に今後PFOSが必ず問題にあがります。これを除去できるかも見極めのポイントだそうです。